アイルランドからイギリス留学 ビザ注意点!
英語圏のユニークなロケーションのひとつと言えばアイルランド。UKの隣の島国で自然が多い、ビザ申請が難しくない、物価も比較的安いなどの理由で選ばれることがあるのではないでしょうか?同じ英語圏でもたとえばロンドンやニューヨークなどと比べ外国出身者も多くなくより現地の人との交流が楽しめるのも魅力です。
そんなアイルランドでの留学生活を終えて、次はイギリスに行ってみようと思う方もいらっしゃるかもしれないです。隣の国なので行くのは難しくはないですが、お隣の国ならではの国境関係の事情があります。
国境管理はビザ取得にも影響します。手間を抑え、確実に学校に受け入れてもらえるためにも手続き方法に注意し、しっかりと手順を踏むようにしましょう。
まず、イギリスの学生ビジタービザについて簡単にまとめます。
学生ビジタービザ(Student Visitor Visa、略SVV)は短期(6ヶ月未満)で語学留学に通う場合に必要となってくるビザです。18歳以上で渡英する前に学校申込を終了して必要書類を揃えておけば日本での事前申請は必要なく、イギリスに到着後空港で取得することもできるのです。
大まかな流れとしては
1.イギリス国外で学校申込を完了して必要書類(学校からの入学許可書、滞在先証明、自分自身の留学資金証明など)を用意する。
2.イギリスに到着、空港の入国審査(パスポートコントロール)まで行く。
3.入国目的などを聞かれた時に学校の入学許可書などを提示して、パスポートに学生ビジタービザとなるスタンプを押してもらう
だいたいこのような感じになります。これは「日本から到着する方」限定というわけではなく、たとえば韓国、オランダから出発した経由便でも流れは同じです。
ロンドン留学センターによる詳しいご案内はこちらからどうぞ↓
http://www.london-ryugaku.com/svv/
では、アイルランドからイギリスに行く時も直行の飛行機に乗り、必要書類を入国審査ポイントで見せてビザスタンプをもらえば良いのでは?と思っても、それが簡単には行かない理由があります。
イギリス到着時のSVV取得は、到着の際に入国審査があることを前提としている手順になります。ですが、そこでイギリスとアイルランドの国境管理の状況が大事になってきます。
UK(イギリス)とアイルランドは他マン島とチャンネル諸島と共に「Common Travel Area略CTA」と呼ばれるゾーンに含まれており、「CTA内は移動が自由」という決まりがあるのです。
つまり、
CTA内を移動して旅行などに行く場合は国境を越える際に入国審査は行われないのです(リスクアセスメントなどに沿っての例外も時々ありますが原則として審査はないという規定です)。
ヨーロッパ本大陸に行くと、入国審査なしで加盟国間の移動が認められる「シェンゲン圏」がありますが、それと似たような制度でしょうか。※UKとアイルランドはシェンゲン圏内ではありません。
入国審査が行われないということは入国の際にビザスタンプを押してもらうチャンスがないということになります。
ビザスタンプなしでは学校に通えません!
ということは「ビザスタンプなしのUK入国」を防ぐために、アイルランドの次にイギリス留学を検討の場合は申込が完了したら一度CTA外の国に出て、そこからイギリスに行くのが良いでしょう。
たとえばフランスなどで小旅行を楽しんでから通学を再開というプランになりますね。
アイルランドに滞在中の方は要注意!
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