宛名は正しいですか?関税は?イギリスへの荷物郵送注意点!
ご利用して頂きありがとうございます、ロンドン留学センターです。
早速新年度のブログを書き始めようと思いますが、トピックはクリスマスから新年へのホリデーシーズンとも関係する「荷物の郵送について」です。
クリスマス時期はプレゼント交換でお店も郵便局も大忙し。イギリスに滞在中の方は日本など海外からも贈り物が届いた方もいらっしゃるのでは?
ということで、今回はイギリスにいる受け取る側も、UK国外にいる送る側も心得ておくと良いイギリスへの荷物郵送の注意点を紹介したいと思います。
「こういうこともあるのか!」と知っておくと、いざという時もより冷静に対応できます。普段は考えることがないかもしれない海外郵送の意外(?)な驚きポイントをまとめましたでの、どうぞご参照くださいませ!
※ロンドン留学センターによる「イギリスの郵便について」はこちらから↓
http://www.london-ryugaku.com/send/
荷物を送る時の注意点
1.関税は大丈夫?
UK国外から郵送される荷物には関税が課されます。
支払わなければせっかくのプレゼントやお願いして郵送してもらった私物もイギリスで受け取れず、最悪の場合押収されるか送り返えされてしまうことも考えられます。
ロンドン留学センターご利用のお客様からも現地で「荷物が税関で止まってしまいました!」という声を聞きます。
ですが、そんな時も慌てずに対処しましょう。なかなか荷物が届かない場合、まずはその荷物のトラッキングナンバー(追跡番号)を調べてRoyal MailまたはParcel Forceのウェブサイトで状況確認!
状況確認の元に「未払い」「支払い待ち」などの表記がある場合は荷物に関税が課されている可能性が高いです。現金またはクレジットカードと身分証明証を用意し、荷物が保管されている倉庫へ直接行って支払い荷物を渡してもらう、またはオンライン上で支払い後に今度こそと荷物が届くのを待ちましょう。
また、「荷物の代わりに関税の請求書が届く」場合もございますので、そういった場合も支持に従って支払いましょう。
※関税の支払いは荷物の受取人の責任となります。
2.受取人は間違っていませんか?
「受取人が間違っている」ってどういうこと?と思われた方もいらっしゃるかもしれないです。
ですが、ここにも考えていなかったかもしれない荷物郵送の落とし穴があるのです。
通常荷物を送る時は宛先に住所に加えて個人名も書きます。住宅などであればそこに住んでいる人の名前になりますね。
では、もしある住宅のご家庭に語学留学生「Ryugaku Yamada」がホームステイをしていた場合、宛先の名前はどうなりますか?
荷物を送りたいのはその学生だから、学生の名前?
でも宛先の住所はその学生の自宅ではないのだからホストファミリーの名前?
答:この場合、こちらのような書き方が良いです。
Ryugaku Yamada c/o Mr John Smith
40 Example Street, London SW1Y 6AX
United Kingdom
赤文字の「Ryugaku Yamada」が学生の名前、青文字の「Mr John Smith」がホストファミリーの方の名前です。そして間に書かれている「c/o」。こちらが重要です!
「Care of」というフレーズの省略で、「◯◯様方」という意味になります。「普段はその住所にいない人」に宛てて手紙や荷物を送る時に使用し、ホームステイをしている学生などがその例ですね。
まずは(普段はその住所にいない)学生の名前を書き、「c/o」の後にその住所に普段住んでいる人(つまりホストファミリーの方)の名前を書きます。こうすると、「本当はその人の住所じゃないのにその人宛てにするのはちょっと…」というちぐはぐさが避けられますね。住所はお借りしていますが、この荷物はあくまでもホームステイをしているその学生宛てです!というのがわかります。
ちょっとした違いのようで実はこれがかなり大事になってくる場面があります。
先ほどあげた「関税」です。
関税の支払いは荷物の受取人の責任。ということは、もし郵送した荷物の受取人がホストファミリーの名前になっているとホストの方に「(自分に全く身に覚えのない)荷物の関税を支払ってください」という請求書が届く可能性さえ出てくるのです。
「どういうこと?」というホームステイ先の方とのトラブルに巻き込まれないためにも、学生の皆様も日本から荷物を送ってもらう場合は受取人の名前を必ず自分にするよう念を押すように!「c/o」の使い方をご家族の方に教えてあげるときっと役に立ちます。
長くなってしまいましたが、知っておくと便利な注意ポイントでした。留学生とそのご家族やお友達の皆様、海外にいる時も郵便の使用にどうぞお気をつけください。
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