Tier 4 ビザ変更点について
本日はイギリスのビザに関する記事になります。
英国より、留学生に関わるTier 4 Studentビザのルールに関する 変更がございました。
今後、Tier4ビザを申請する予定がある方はぜひご確認下さい!
変更した点は以下になります。
Tier4 General
・Publicly funded(UK政府や自治体などの運営による)カレッジの新入生は就労不可になる(私立カレッジ在学生は依然として就労不可)。
・大学生が新しく同じレベル(NQFレベル)のコースを受講する場合、新コースは終了したコースと同じ分野であること、またはコネクションがある学部であることが必要である。
・(11月12日から有効)カレッジ通学中の学生の場合:Tier 4のUK国内延長はHome Officeが認める大学と正式な直 接提携があるカレッジ在学の学生に限定される。
・(11月12日から有効)UK国内でTier 2、Tier 5などの就労ビザへの切り替えは不可になる。
・「Further education」レベル(義務教育以上、大学学位未満)での就学の最大可能期間は3年から2年に短縮。
・Tier 4の付帯の就労は「Low or unskilled job」(具体的にどのような仕事なのかな不明)の場合不可となり、パートタイムまたはフルタイムの「Skilled work」なら可能(同様に、具体的な仕事例は不明)
・(11月12日から有効)Tier 4申請に必要な資金提示に関して、毎月の生活費(maintenance fee/living costとも呼ばれる)の基準額が上がる。
ロンドン*
9ヶ月以下: £1,020/month (以前) → £1,265/month (11月12日以降)
9ヶ月以上: £9,000 (初めの9ヶ月分の費用) → £11,385
ロンドン郊外
9ヶ月以下: £820/month → £1,025/month
9ヶ月以上: £7,200 (初めの9ヶ月分の費用) → £9,135
*なお、今回の変更におきましてロンドンとみなされる地域が広がりました。
新しい規定行政地区(Boroughと言います)は下記の通りです。
Camden; City of London; Hackney; Hammersmith and Fulham; Haringey;
Islington; Kensington and Chelsea; Lambeth; Lewisham; Newham; Southwark;
Tower Hamlets; Wandsworth; Westminster.
なお、通われる学校がこの地域内にあてはまるかに関しましては、
こちらのホームページに学校の郵便番号を入力することによって確認することが出来ます。
ただし、すでにTier 4を取得している方はこの金額の変更による影響はありません。
UK Councilの留学生ファイナンスページはこちらからご確認下さい。
Tier4 Child
・Tier 4 (Child)ビザのスポンサーとなれるのは「Academy」扱いではない私立学校のみ。「Academy」(UK政府から運営費用を受けている学校) や地域の自治体が運営する公立校は不可。こちらは依然として変わらない点になります。
・Tier 4 (Child)ビザは「私立学校に通う子供」のみ対象となり、年齢が16~17歳で、「Degree pathway」や恐らく「Foundation programme」など大学進学を見据えたコースを受講する学生はTier 4 (Child)の申請は不可となる。こちらの学生は英語力証明が必要となるTier 4 (General) Studentビザ申請となります。
詳細に関しましては、英国政府ウェブサイトTier 4 visas: Immigration Rules changes(英語)のページをご確認ください。
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